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先天的なものと心 

先天的なもの…生まれながら誰もが備わっているもの

後天的なもの…心

 

 

<プロローグ>

人と他の動物の相違点は、「心」が有るか無いかだけである。

 

動物は先天的なものだけで生きていると考えられますが、人は進化の過程で「心」を造るシステムを獲得しました。

今現在、地球上に存在する生物で後天的なものである「心」を持ち合わせているのが、唯一、人であります。

人体内の物質・機能は先天的に内在しているものの働きで維持、管理され、創造物として誕生し、ある時間を生き続け、最後に消滅して行きます。

この先天的なチカラは常に体内で活動し、体外のものに適応、適合しています。

 

カイロプラクティックの特徴は、宇宙において全てのものを創造し、維持している自然の法則に従うものです。

この自然の法則(宇宙の法則)をユニバーサル、先天的なもの(体の中にある生まれつき持っているもの)をイネイトと表現しています。

そして、このユニバーサルとイネイトの間は相互関係で成り立ち、私達の生命を維持しています。

 

生物の定義3つは下の様に述べられています。

.体が膜で仕切られている・・・・膜がイネイトとユニバーサルを分けている。

.代謝を行う・・・・・・・・・・イネイトが物質を機能させている。

.子孫を残す・・・・・・・・・・イネイトがユニバーサルに対してアプローチする。

 

人は脳からの情報、刺激、力を神経系を通し体中に送り、又、各器官や組織からの情報も脳に伝達され、体を維持しています。

 

私達の営まれている社会の中では沢山の異なる心を持った人が集まり構築されています。

そして、この世界は先天的なもので動かされているのではなく、後天的なもので動いています。

つまり、人と人とのつながりは、心という後天的なものの結びつきで、先天的なものによるものではありません。

 

全ての生物はイネイトインテリジェンス(先天的知能)を持ち、その目的は体の物質と機能を維持することです。

社会の環境は色々な形で変化し、改善されて行きますが、これは人の心がつくりあげています。

 

スペシフィックは身体(体内)自然(体外)が三位一体と考え対処しています。

 

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